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 第3回  計量器のお話
 皆さんがSSにこられた際、身近なものはなんでしょうか。洗車機?自動車を持ち上げるジャッキやリフト?ガソリンなどの燃料を自動車に入れる“計量機”?今回は身近だけどよくわからない計量機についてお話しましょう。
自動車燃料の計量機は、お客様にとって我々のSSでの一番身近なものだと思いますが、そんな計量機にもいろいろな種類があります。
自動車は燃料を入れる給油口(フューエルリッド:燃料を入れる口の蓋)が左右どちらかにあります(ごく一部の車種はナンバーの後ろなどにある場合もありますが・・・)。
初めて入ったSSで、車を計量機の隣につけたら、「すみません、あちらに移動をお願いします」なんていわれたことのある方もいるかと思います。これは計量機によって吐出できる油種が決まっているからです。前にお話したようにSSの地下には、燃料を蓄える地下タンクが埋まっています。地下タンクから計量機まで配管が地中を伸びているのです。お客様の流れや自動車の大きさを考えて計量機をレイアウトします。昔は乗用車の軽油車が少なかった為、古いSSなどでは軽油の計量機がガソリンの計量機などから離れてレイアウトされていたりする訳です。
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計量機で吐出できる油種の見分け方があります。燃料の種類にはハイオク・レギュラー・軽油(一部の石油元売メーカーではプレミアム軽油もありますが)の3種類があります。まだ、すべてのSSにはまだ導入されていませんが、油種に合せてガンカバー(計量機のノズルのカバー)と計量機に油種表示する色が、指定されるようになりました。ハイオク→黄色、レギュラー→赤、軽油→緑となり、計量機やホース・ガン(給油するノズル部分)が3色の色に分かれているのです。まだ、この色については、新しい計量機に義務付けされているので、全部のSSとは、いきませんが特にセルフのSSを利用される方は参考になると思います。
給油の際、特に女性ドライバーに多いのですが、自分の自動車の油種がわからない場合は、給油口の内側を確認してみてください。無鉛ハイオク(プレミアム)仕様・軽油車はステッカーが貼られています。

一度確認されてみてはいかがでしょうか?


計量機の種類は
シングルと言われる1油種1計量機1ポンプ・・・現在灯油のみが多い
ダブルといわれる2油種1計量機2ポンプ・・・ハイオクとレギュラー。レギュラーと軽油 等
マルチといわれる2油種1計量機2ポンプ・3油種1計量機3ポンプ・4油種1計量機4ポンプ・・・ハイオク1本レギュラー2本・軽油1本 等
の主に3種類の計量機に分かれています。ポンプの数だけ同時に給油できるのです。
少なくなってきていますが“ノンスペース型”というのもあります。天井に計量機が吊るしてあり、比較的狭いスペースを有効利用するために設置します。
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4本マルチ計量機です
現在、計量機は国内で3メーカーが販売していますが、少しずつ外観や操作性が違うだけで基本は同じです。
計量機の給油スピードも3種類あり、低速(約45L/分)中速(約60L/分)高速(約75L/分)となっています。但し、ガソリンについては、規制があり低速の計量機しか使えません。ちなみに、宇佐美は、大型トラックが多い為、軽油の高速計量機が多く配置されております。
高速の軽油計量機はノズル口径も大きくしています。
計量機は、計量法といわれる厳しい法律の基に作られています。又、不正改造を防止する為、定期的に検査もあります。メーターの誤差は1000分の5以内という規定となっていますが、現状、1000分の3以内に収まっていないと検査に合格できなくなっているようです
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「あそこで入れると少ないのじゃないか?」「あそこで入れると燃費が悪くなる」と、思われている方も少なくないと思いますが、写真のようなプレートを貼っている計量機は、全てキチンとあわされています。よく言われる「燃費」については、何処まで入れるかということも影響します。計量機にはオートストッパーがついており、ガンの口まで燃料がくると自動的に止まるよう作られています。その後ガンを再び握って燃料を入れるわけですが、お客様の車に吹きこぼれないよう、リットル単位で切りのいい数字で・・・など数々の要因もあり、毎回同じところまで燃料が入れられることは無いのです。気温によって膨張もしますし・・・。
現在の計量機はデジタル(光電管)表示ですが、20年位前まではアナログのドラム表示(数字が書かれたドラムが回って数量を表示する)が多く、計量機のスイッチを入れる際に「メーター0戻し確認」が必要でした。これをしないと表示よりも多く吐出してしまい、お客様から叱られる事もありました。
時代と共に機械は変わりますが、店頭でのお客様との関係は変わりません。安心を提供すること。宇佐美の大事な仕事です。
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