ワンポイントアドバイス
洗車編 オイル編 タイヤ編 SS編
 第3回 酸性雨とウォータースポット対策!
どちらも詳しくは知らないけれど、聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
今回は、知られざる雨の影響についてお話しましょう。
よくいわれる「酸性雨」。
そもそも酸性雨とは何でしょうか?
名前どおり、すっぱい雨・・・?酸性度の強い雨のことです。
雨の酸性度が強いとどうなるのでしょうか?
小学校で習ったとおり,リトマス試験紙が青→赤に変わる酸性。塩酸等を使って金属を溶かしたりした経験はお持ちだと思います。酸性雨は塩酸などよりもずっと弱い酸性ですが、車のボディーにとって大敵の雨なのです。
ボディーの腐食を進めるということもありますが、問題は汚れた車が、酸性雨にあたると汚れ(ホコリなど)を吸い込むということです。
雨がやむと、酸性雨の水分だけが蒸発し酸が残ります。
酸は車のボディーにとっても大敵で、表面を侵食します。その結果つるつるなボディーで無くなり、塗装の表面にごくわずかな凹凸が出来てきます。
(具体的には水滴が乾いたようなシミがボディーに残ってしまいます。)
これは、水垢取り程度のWAXでは取れないくらいで、かなりの労力を伴います。
雨が上がった後に、快晴にでもなったら・・・
車のボディーは酸と同時に紫外線とも戦うことになるのです。
・・・きっと酸性雨は、髪の毛や頭皮にも良くはないでしょうね(笑)。
よく、「雨で車がキレイになる」とか、「雨で汚れを洗い流す」と言う方がいらっしゃいますが、大間違いです。酸性度の強い雨はかえって汚れを付着させるのです。
また、酸性雨は降り始めのpH値が低い(酸性度合いが強い)ので特に要注意です。屋根付の車庫があれば良いのですが・・・。
雨が上がったら、出来るだけ早めの洗車が、効果的なのです。
ご自宅で洗車されるなら、水道水でね。
酸性雨とはどんな雨なのでしょう。
酸性雨の原因はいろいろ言われています。
主に車の排気ガスや、工場の煙に含まれる二酸化硫黄(SO2)・窒素酸化物(NOx)が元となる酸性物質が、大気中に放出されて、雨や霧または雪によって空から降ってくる現象です。
酸性雨の単位は、水素イオン濃度で単pH(ペーハー)で表します。5.6pH以下が酸性雨です。<参考:0〜7.0pH未満が酸性、7.0pHが中性、7.1pH〜14pHがアルカリ性です。>
数値が低いほど、酸性度が高くなります(アルカリ性は数値が大きくなるほどアルカリ度が高くなります)。
なお、pH値は、数値が1.0変化すると酸性度は10倍も違います。数値が2.0変化すると100倍になるのですね。
ちなみに何故酸性雨と言うのでしょうか?
英語では、「acid rain」といわれます。
語源は英語のようです。ヨーロッパから注目されだしたようなので、直訳で「酸性雨」となったのでしょう。
酸性雨の影響は、森林や河川の魚などにも及ぶと言われています。
酸性雨と同じ様に気付かないうちに進む塗装の病気に「ウォータースポット」があります。
ウォータースポットとは何なのでしょう?
業務用エアコン洗浄剤・消臭剤
お車を雨ざらしにしたまま放って置いたり、洗った後に水分をふき取らずに自然乾燥をした時に起こります。
ボディに残った水分(水玉)がレンズの役目となり、太陽光線と焦点を合わしシミのような物がボディーの塗装面に出来ます。これがウォータースポットです。
特に、水分の蒸発手前の、水玉の薄くなった状態が、太陽光線と焦点が合いやすいのです。
ウォータースポットができると、磨いても取れない場合があります。
業務用エアコン洗浄剤・消臭剤
これからの季節、炎天下の洗車で、自然乾燥させながらの洗車も要注意です。
ウォータースポットで、要注意の車は濃色形のメタリック車です。クリアコート(メタリックのクリア部分)を突き抜けて塗装のベース部分に焦点が合い塗装の深いところにダメージを与えるので、シミで残ってしまい、取れなくなります。
洗車とは、良く洗い、すすぎ、手早くきちんと拭き上げる
これが重要ですね。
前回 次回

copyright 2003 USAMI KOHYU CORP. all rights reserved.
バックナンバー