ワンポイントアドバイス
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 第4回 これがあると走れない?
車を運転する時、絶対必要なものは何でしょう?
まずは安全運転だ!はたまた譲り合いの心だ!などと言われますが・・・?
車を動かすエンジンやタイヤなどのハードはもちろんですが、運転するときに必要なものは、周りから情報を得るということではないでしょうか。クリアな「視界」でなければ安全運転はできません。周囲からの情報を得るということですね。運転の際、「視界」や「音」、「振動」「匂い」などで情報を得ますが、ほとんどは目からの情報ではないでしょうか。
では運転中の目からの情報。これは何処から得るのでしょう?やはりフロントガラスが大半ですね。
70%〜80%はフロントガラスからの情報ではないでしょうか。後は、ドア&ルームミラー+その他の窓の目視と言えるでしょう。
今回は、このフロントガラスの視界について考えてみました。
車を運転する時に、いつもクリアで透き通ったガラスは非常に見やすく、安全運転に欠かせないものですが、その重要なフロントガラスの視界も、さまざまな妨げが発生します。
一般的な例で言うと、ガラスの汚れ・傷等もありますが、まず視界不良といってピンとくるのは、雨天でのフロントガラスの油膜ではないでしょうか。
特に雨天の夜間の走行では、対向車のヘッドライトが油膜で乱反射して見えるので、視界が悪く非常に神経をすり減らします。もうヘトヘトですよね。しかもワイパーの拭きが悪い時には、泣きそうになります。(コマーシャルでありましたよね・・・「油膜のギラギラ危険です。ほ〜ら・・・♪」ってやつです。)ところで、この油膜の正体、いったい何なのでしょう。原因は・・・何なのでしょうか?
そもそも油膜というものは、石油を使う星であるからして、至極当然あってしかるべきです。
まず、多くの道路はアスファルトで舗装されています。特に出来たてホヤホヤの道路は、アスファルトから染み出す油がおおく、前を走る車が跳ね上げる油が油膜の原因となったりします。また、排気ガスの油分・車のボディーに塗布したワックス等も、フロントガラス面に付着し油膜となります。一昔前にガソリンスタンドにあったワックス洗車なども、避けようのない油膜でしたね。
ここで疑問なのが、車のボディーなどより、はるかに頑固にガラスに付着するのはなぜなのでしょうか?これは、ガラス面が塗装面・タイル面などに比べ、表面の平滑性がぜんぜん違うからです。家のお風呂のタイルより、鏡に油膜が異常についているのも同じです。ミクロの世界でいうと、塗装面もタイル面も凸凹です。しかし、より平らの方が付着したときに取れにくくなるという事なのです。また、太陽光による熱でガラス面に油膜が焼きつくことで、非常に取れにくい頑固な油膜になってしまうのです。
さて、この油膜とは、具体的にどんなものなのか?この油膜付着の有無は、晴天時にどうやって調べたらいいのでしょうか?それに、後で出てきますが、ガラスの撥水コーティング処理したものとどう区別するのでしょう?
確認をする方法は、フロントガラス表面に上から水を流してみることです 。
(1) 水がべトーと広がり車内が透明でよく見えるのは油膜がないといえます。
(2) いろんな大きさの水玉が、比較的ゆっくり流れて透明度が落ちてくるのは油膜です。
(3) 粒のそろった水玉が、ガラスの表面を勢いよく滑る様に流れるのは、撥水コーティング処理をしたガラスです。
では、最初の話の、クリアな視界を確保、又は維持するにはどうすればいいのでしょうか?
(1) 常に油膜を取る。→「油膜取り」
(2) 油膜を寄せ付けないガラスにする。→「撥水処理」
この2つに絞る事が出来ます。しかしこの2つにも一長一短あります。
油膜取り
市販の油膜取り材を使用する。これにもいろんな種類があります。
(1) 液体:液体を布に塗布しガラス面をこする。
又は、ウオッシャー液のタンクに注入。
(2) ムース状:ガラス面に吹き付け、(スプレータイプも同じ)ワイパーを動かす。
(3) 半ネリ(ペースト状):スポンジ等に塗布し、ガラス面をこする(セラミック等の研磨剤含有)。
長所:比較的誰でも油膜は取ることが出来ますし、油膜除去後は非常にクリアな視界です。
短所:油膜除去後は、逆に油膜が付着しやすい状態でもあり油膜無しの期間は、非常に短い。
撥水処理
ガラス面に特殊な撥水コーティングを行います。
(1) 液体施工:スポンジにコーティング材を塗布し、ガラスに塗りこむ(効果大)
(2) スプレー:ハンディータイプでガラス面に直接スプレーする。(効果中)
(3) 噴射:ウオッシャー液のタンクに注入し、スプレーで施工する(ほぼ補修用)
長所:コーティングの上に油膜(ワックス)等が流れてきても、付着せずクリアな視界が保てる。
車の速度が上がると、風圧で水滴がはじけとび、ワイパーの使用頻度が少なくなる。
撥水コーティングが出来る洗車機があり、回数を重ねる事で、同様の効果が期待できる。
短所:日中の雨の時に,小さな水滴が逆に白く感じられ、視界不良と感じる場合がある。
施工に手間がかかる事と、ワイパーの使用頻度で効果が半減すると、逆に見づらくなる。
上記の施工方法がありますが、好みもありますので,どちらが良いかとは言えません。ですが、どちらも、視界確保に有効な手段です。特に夕暮れ時の雨、冬の夜間など視界が悪くなるときに気づくものです。「やっとけば良かった」と思う前に・・・ご自分で試してみてはいかがですか?
 
  油膜取りも撥水コーティングも宇佐美のSSで、施工可能な場合もあります。お気軽にお尋ねください。
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