CNGステーション

環境と人に優しい車

天然ガスを燃料とする天然ガス自動車は、地球温暖化の主原因とされる二酸化炭素排出削減に確かな効果を発揮。
また、体に悪影響を及ぼす有害なガスや物質をほとんど排出しないことから、環境と人にやさしい車として注目を集めています。

CNGって何?

CNGとはCompressed Natural Gasの略で圧縮天然ガスのことです。天然ガスは、化石燃料の中でCO2の排気量が最も少なく、また煤塵、SOxの排出もほとんどなく、燃料制御性の良さによりNOx低減も行ないやすいクリーンなエネルギーです。この燃料を使って走らせる車が天然ガス自動車です。

天然ガス自動車の特徴

天然ガス自動車の3つの特徴をご紹介致します。

1.良好な走行性能

  • 走行性能はガソリン車やディーゼル車と比べて遜色がありません。
  • ディーゼル車に比べ騒音・振動が大幅に低減します。
良好な走行性能

2.きれいな排気ガス

  • 黒煙(粒子物質)はまったく排出されません。
  • 酸性雨の原因となるSOx(イオウ酸化物)の排出量はほとんどありません。
  • 光化学スモッグの原因となるNOx(窒素酸化物)の排出量が低く抑えられています。
  • 地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の発生量はガソリン車の約7割です。
きれいな排気ガス

3.燃費価格も魅力的

中国・インドなどをはじめとする世界の石油需要の増加、中東産原油の余剰生産能力の低下、供給面のリスク、投機などの要因を背景に、原油価格は大幅に上昇。その影響を受けてガソリンと軽油の価格も急激に高騰しています。一方、天然ガスは中東地域に偏在している石油と異なり、世界各地に広く豊富に埋蔵し、現在も各地で新しいガス田が次々と発見されています。よって、天然ガス自動車の燃料(CNG:圧縮天然ガス)の価格は比較的安定しています。価格そのものも、ガソリンや軽油よりもお得です。

燃費価格も魅力的

ディーゼル車の排ガス規制に社会的な注目が集まる中で、天然ガス自動車はディーゼルエンジン搭載のトラック・塵芥車の代替として導入が進んでいます。日本全国で導入されている天然ガス自動車は、これまでに約40,000台以上。その普及を支える天然ガススタンドも着々と整備され、全国で300ヵ所以上に設置されています。